私は現在、エンジニアとして働いており、年収+副業で1,000万円の収入を稼いでいます。
しかし、ここに至るまでの15年間は、決して右肩上がりのエリートコースではありませんでした。
- 200万円台から始まった新卒時代
- 初任給は186,000円。高専卒ということもあり、初期値は非常に低いものでした。
- 出産・育児による時短勤務での大幅な収入減
- 新卒4年目で出産。昇給もあまりなく基本給は200,000円。さらに時短勤務による給料カットで「見るに耐えない手取り」を経験しました。
- 夫の突然の休職。一家の家計を一人で支えた日々
- 時短勤務中に夫が休職。「私が稼がなければ路頭に迷う」という極限の責任を負いました。
- 念願の管理職昇進、そしてわずか6ヶ月での挫折・退職
- 理想と現実のギャップに押しつぶされ、仕事中に涙が止まらず、上司に泣きながら「辞めたい」と伝えたあの日。
この記事では、私が2011年から1円単位で記録し続けてきた「年収・資産推移」の全データを公開します。嘘偽りのない数字を通じて、一人のエンジニアがどのようにリスクを管理し、資産を積み上げ、挫折から再起してきたか。そのログをすべて共有します。
1. 【全公開】2011年〜2025年 年収推移表
エンジニアとして、まずは「ファクト」から提示します。
以下の表は、源泉徴収票と副業の売上帳簿に基づいたリアルな推移です。

| 年度 | 会社員収入 | 副業収入 | 合計収入 | NISA/DC拠出 | 主なライフイベント |
|---|---|---|---|---|---|
| 2011 (21歳) |
2,151,057 | 0 | 2,151,057 | 0 | 就職1年目。4月から勤務開始。 9月より同棲開始 |
| 2012 (22歳) |
3,626,684 | 0 | 3,626,684 | 0 | |
| 2013 (23歳) |
3,457,760 | 0 | 3,457,760 | 0 | 3月入籍 |
| 2014 (24歳) |
2,207,599 | 0 | 2,207,599 | 0 | 7月出産、産休・育休 |
| 2015 (25歳) |
1,498,583 | 0 | 1,498,583 | 0 | 5月育休から復帰、育児時短勤務 |
| 2016 (26歳) |
2,629,236 | 0 | 2,629,236 | 0 | 育児時短勤務 |
| 2017 (27歳) |
2,833,002 | 0 | 2,833,002 | 0 | 育児時短勤務。夫が12月より休職 |
| 2018 (28歳) |
4,172,152 | 0 | 4,172,152 | 0 | フルタイム復帰。「大黒柱」への決意 |
| 2019 (29歳) |
4,792,852 | 533,000 | 5,325,852 | 457,999 | 副業・NISA/マッチング拠出開始。 夫が4月に時短勤務で復職 |
| 2020 (30歳) |
5,271,580 | 260,000 | 5,531,580 | 615,996 | |
| 2021 (31歳) |
6,487,521 | 205,568 | 6,693,089 | 633,996 | 10月に課長補佐に昇進。 |
| 2022 (32歳) |
6,432,097 | 668,304 | 7,100,401 | 655,996 | 4月に課長昇進、6ヶ月で挫折。 ハイクラス転職で内定。11月退職 |
| 2023 (33歳) |
7,800,401 | 1,174,250 | 8,974,651 | 1,004,996 | 転職。夫が5月より2度目の休職 |
| 2024 (34歳) |
8,281,000 | 1,347,000 | 9,628,000 | 1,059,996 | |
| 2025 (35歳) |
8,581,000 | 1,717,000 | 10,298,000 | 2,576,665 | 年収+副業で1,000万到達。 夫、復職せず9月退職→10月転職 |
※会社員収入にはDCの拠出金額を含みます
※副業収入は経費などを含む売上全体の額を指しています
2. 5つのターニングポイント
上記の年収・資産の推移に当たって、私の中では5つのターニングポイントがあります。
① 2017年:手取り13万で夫が休職。生活保護を調べた私が「稼ぐ」と決めた日
時短勤務で私の月の手取りは13万円程度。その最中に夫が休職しました。
保育園代(無償化前)、生活費……「夫が復職できなかったら?」「子供はどうなる?」「生活保護は受けられるのか?」毎日お金のことが頭から離れませんでした。
当時の環境で稼ぐには「管理職」になるしかない。私は生き残るために、働き方を根本から変える決意をしました。
② 2019年:会社員収入への危機感。副業と資産形成で強固な大黒柱を作る
「本当に会社員だけで家族を背負えるのか?」という不安から、副業と資産形成に着手しました。
最初はクラウドソーシングで挫折しましたが、運良く「人伝」での副業チャンスを掴みます。同時に、NISA(旧つみたてNISA)による「ほったらかし資産運用」という仕組みを導入し、感情に左右されない資産形成の土台を作りました。
③ 2022年:管理職昇進、しかし月80時間残業の地獄と挫折
年収アップのために掴んだ課長職。しかし実態は、日中は会議、自分の開発業務は早朝か深夜……というプレイングマネージャーの限界(デッドロック)状態でした。
毎月80時間を超える残業、産業医面談。
とあるきっかけでポッキリと心が折れた私は、泣きながら上司に電話し、即座に有給消化に入りました。
ここで「自分はマネジメントではなくスペシャリストとして生きる」と再定義します。
④ 2023年:ハイクラス転職で「残業ゼロ」と「副業100万」を両立
新天地への転職では「働きすぎない」を徹底。
本業で浮いたリソースを副業に充て、コツコツ積み上げた「信頼」が人伝の紹介を呼びました。結果、副業収入は100万円を突破。「会社員」という制度に依存しない、ポートフォリオを築くことを意識しはじめます。
⑤ 2025年:資産形成を「完全自動化」へ加速
自身の収入アップに合わせ、新NISAの拠出額を最適化。
資産形成を完全に仕組み化・自動化することで、将来への不安を減らし、攻めのキャリアを継続できる状態を作り上げました。
3. なぜ、エンジニアが「お金とキャリア」を発信するのか?
私たちはシステムの設計には心血を注ぎますが、自分自身の「人生というシステム」の設計は、会社や環境に任せきりになりがちです。
- 技術力はあるのに、年収が上がらない
- 家族を守りたいが、激務で余裕がない
- 投資に興味はあるが、失敗したくない
私が14年かけて育ててきた「失敗の記録」は、同じように悩むエンジニアの皆さんにとっての振り返り・方向転換のトリガーになると信じています。
4. このブログ「キャリアスタ」で伝えていくこと
これから、以下の3つの柱で具体的なノウハウを公開していきます。
- キャリア・仕事:無理な管理職を目指さない、スペシャリストとしての転職・年収アップ術
- お金・資産形成:楽天経済圏をフル活用した「自動資産形成」
- 副業・スキル:エンジニアのスキルを「人脈」に変え、副業で稼ぐ方法
不測の事態に負けない。キャリアと投資を自分の手でコントロールできる環境を作っていきませんか。
今までの私の恥ずかしい経験を泥臭くご紹介しますので、今後の参考にしていただけると嬉しいです。

